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脳血流検査は少し大変

今日は脳血流検査です.これは,脳にある一定の時間どのくらいの血液が流れ込んでいるかを評価する検査です.血液脳関門を通過できるごく微量の放射性物質を注射して,その分布を解析します.頸動脈狭窄または閉塞の重症度評価や認知症のタイプを考えるときに検査します.この方は,もちろん脳卒中の患者さんです.脳動脈が閉塞していて,手術適応を検討するために検査しています.
この検査,放射性物質の注射や,採血などが必要で,この病院では医師がすべて行っています.それは結構大変で,この検査に呼ばれると,30分ぐらいここを動けません.担当している入院患者がいて,外来をして,他の検査をして,としているときに,この検査に呼ばれると,他の患者さんを待たせてしまいます.スタッフがいっぱいいれば分担できますが.まだ2人しかいないからですねぇ・・・.前は放射線科の先生がしてくれていたのですが,数年前から自分でやらないといけなくなりました.仕方ないっす.
結果は,こうです.同じ脳の断面を3つならべています.向かって左から,安静時,薬剤負荷時(脳血管を広げる薬),血管反応性,を見ています.左大脳半球の脳血流がかなり低下していることが,直感的にわかると思います.他の因子も総合的に判断して,手術適応がありそうです.

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