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出張先でランニング。その7@宮崎市

宮崎ランニング 宮崎大学でJMECCがあったので、インストラクターとして参加させていただきました。 当日の朝に 無理して、ランニング。 だれも気にしていないのに、 出張したらランニングしなくてはいけないような気持ちに苛まれ。 宮崎駅に隣接するホテルに泊まりました。 宮崎大学周辺には泊まるところがないので。 前日の夜は、宮崎といえば、の地頭鶏とチキン南蛮を食べました。 当たり前ですけど、お弁当チェーン店のチキン南蛮よりうまかったです。 どちらも、それはそれで美味しいんですけどね。 朝日がみたいなぁと思って、海の方へ出ることも考えましたが、 川沿いのランニングコースがある、大淀川へ向かって、ランニング。 動画のような、 微妙なところからの朝日 が見えました。 夏らしい、真っ赤な朝日でした。 長崎には大きな川がないので、ちょっと羨ましかったりします。

to drip tPA, or not to drip tPA, それが問題だ

脳血栓回収術の前にtPA静注療法をすべきか、すべきでないか。 現在のところ、そのデータは無いので、 「tPA静注療法の適応が有るならば、する」 ということになっています。 本当に必要でしょうか? 現状では、 「(まだ)わからない」 将来的にはランダム化試験が必要になります。 MT + IVT vs. MT alone ※1 MT, mechanical thrombectomy (機械的血栓回収術) ※2 IVT, IV thrombolysis (tPA静注療法) 現在はメタ解析の段階です。 メタ解析2論文。 その結果、 「(それも、まだ)わからない」 Stroke誌の結果は -- MT + IVTに軍配。 JAMA neurology誌の結果は、 -- MT alone に軍配。 で、現時点での臨床現場での方針は、 「これまで通りtPA静注療法をやって血栓回収術へ。将来的にはランダム化試験の結果を待ちましょう」 と、いつも通りの流れ。 実は、残念ながら、長崎大学はJAMA neurologyが閲覧できない、という寂しい状態。 なので、JAMA neurologyはアブストラクトのみ。 Coutinho et al. JAMA neurol. 2017 Combined Intravenous Thrombolysis and Thrombectomy vs Thrombectomy Alone for Acute Ischemic Stroke A Pooled Analysis of the SWIFT and STAR Studies JAMA Neurologyのメタ解析は SWIFT trial と STAR trialをメタ解析。 ちょっと古め。 MT + IVT 160人 平均年齢67歳 MT alone 131人 平均年齢69歳 全体的に若い。とても。 発症から鼠径穿刺まで、 254 vs 262 min 差なし。 何Pass施行したか、再開通率、90日後自立、90日後死亡 差なし。 症候性頭蓋内出血 1% vs 4 % 差なし 血管攣縮 27% vs 14%, p=0.06 なぜか差あり。MT + IVTに多かった