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9月, 2015の投稿を表示しています

福岡で脳梗塞急性期治療研究会。

脳梗塞急性期治療、とくに脳血管内治療にfocusをあてた、pinpointな研究会にお呼びいただき、参加させていただきました。 九州医療センター脳血管内治療科長・医長、脳血管センター部副部長 津本智幸先生 ありがとうございました。 15時から18時30分まで。 皆さん研究熱心で、頭が下がります。 最初からdiscussion。 ホットです。 先生方のご意見をお聞きし、私の解釈を加えて記載します。 どうかご理解の程よろしくお願い致します。 Trevo 透視で見えやすい。 屈曲部も、比較的沿いやすい。 テクニックについて、 Push and Pushing (Fluff):Trevoを押していき、展開。そうすると曲がり角が密着しやすい。M2は怖いので、やらないほうが良い様子。 Solitaire Penumbraよりも治療時間が短くなった。 tip-less構造 使用できるMarksmanカテーテルが遠位部まで誘導しやすいカテーテル。 サイズが豊富 エビデンスが豊富 Penumbra 血管内皮の損傷が少ないはず。 テクニックいろいろ 5MAX ACEとSolitaire。一緒にOPTIMOに回収するか、5MAX ACEに回収するか。 4MAXは血栓の取りこぼしがある可能性。一緒にOPTIMOに回収すべき、かも。 3MAXは遠位病変に有効。 容易に上がるなら、MAX ACEごと(Stent Retrieverも一緒に)、OPTIMOに回収した方がいい。血栓がMAX ACEに入りきらない可能性がある。しかし、中大脳動脈の血栓を内頸動脈まで引いてきて回収するときに、前大脳動脈に取りこぼすことがあるかもしれない。Marksmanは抜いておく。 Immediate flow restrationがでるなら、ストラッドの外に血栓が付いている可能性が高い。できるだけ、OPTIMOに回収した方がいいかもしれない。 立石からは、長崎大学病院の脳梗塞急性期対応についてお話をさせていただきました。 脳神経内科医が、脳神経外科医や看護師などコメディカルスタッフとともに脳卒中診療を行っている現状につい

NIHSSスコアなど勉強会 at 長崎みなとメディカルセンター市民病院

先日、長崎みなとメディカルセンター市民病院で、 市民病院にいる当科のスタッフとともに 看護師やリハビリテーションスタッフ向けの勉強会を開かせていただきました。 他の病院で、勉強会をさせて頂く理由は、 地域の脳卒中診療を充実させるため、 です。 現在、日本では、1,2分に1人、脳卒中を発症しています。 イマイチイメージが湧きませんが、「多い」ということはなんとなくわかります。 このような頻度の高い病気を、ある程度大きな医療圏において、一つの病院で見ていくことはほぼ不可能です。 いくつかの拠点病院が、「地域の脳卒中診療」を診療していく必要があります。 今回は、主に、National institute of Health stroke scale (NIHSS) スコアの、ポイントを抑えた取り方、についてでした。 私達、脳神経内科医のstrong pointは、診断能力です。 その武器が診察。 しかし、コメディカルスタッフにまで、同じレベルの診察は求めることはできません。 その落とし所がNIHSS スコアです。 その中で、重要なのは、頻度が多いながら、難しいと敬遠しがちな、 「失語」と「消去現象」 それを中心に、話をさせていただきました。 ●NIHSSスコアにおける失語の評価3つ 呼称(提示されたものがなにか答える。言葉が出なかったら選択させる) 復唱(単語、二語文、三語文) 指示に従えるか ●NIHSSスコアにおける消去の評価 線分二等分:聴診器などの真ん中をつまませる。 感覚無視:両腕を同時に刺激して、片方を認識できないか。 身体失認:患者自身の左手を患者の眼前に持ち上げ、「これは誰の手」か聞く。身体失認があると、「看護師さんの手」とか「先生の手」と言って、自分の手と認識できない。 模擬患者を診察。 時間の制限もあり、十分伝えることが出来ませんでした。 今後も、継続させて頂きたいと思っています。