スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

3月, 2017の投稿を表示しています

2016年度研修医修了式と医学部生の卒業。SかMかでいうと、Mという話。

桜待ちの長崎は、旅立ちの時期です。 3月24日は 研修医修了式 医学部生の卒業式、謝恩会 が執り行われ、 参加させていただきました。 研修医修了式では、 ベスト指導医賞をいただきました。 研修医の投票で 毎年2名選ばれるようです。 こういう賞は、 いわゆるオーベンをされる先生(研修医を直接指導させていただく先生)はもらいにくく、 その横にいる ちょっと偉そうにしている人がもらいやすいです。 それだけ、多くの研修医と接点がもてるから。 はい、 わたし、 ちょいエラ医師 です。 心、おちょこドクター 第44回総合内科専門医試験、受かってたよ。 でもあります。 直接指導してくれる、脳神経内科の若いスタッフたちが直接指導を頑張ってくれているので、 脳神経内科全員がもらった ベスト指導「科」賞 と勝手に解釈して、 悦に入りたいと思います。 修了式の中で1人の研修医の先生が、話した言葉がとても力強くて、世の中の的を得ていて、 と私は思って、 感動しました。 「長崎大学病院の歴史は長く、大切です(的な事を言っていたと思います)。 しかし、これからの歴史を作るのは私達です。頑張るぞー、おー(的な感じ。最後はノリで書きましたが、言ってません)」 「これからの歴史は私達が作る」 ぜひ、そうしましょう。 私達、長崎のちょいエラ医師たちは、 踏まれ好きです。 ぜひ踏み台にしてください。 でも、色んな形の踏み台があるので、 登り方は、あなた次第です。 くすぐって、低くしてもいいし、 力強く踏みつけても、 いいです。 -------------------------------------------------------------------------------------- そして、夜は医学部6年生(と5年生)が準備した謝恩会にも参加させていだきました。 脳神経内科教授のご長男が卒業されて、 なんかもう 感動 もらいました。 来年度、といっても、もうすぐ4月から 一緒に働く仲間がたくさん。 ぜひ、 私達を 「踏んでください。」 ちょっと違う? 「踏み台にしてく

International Stroke Conference 2017 in Houston ちょっとだけレビュー その2。vessel wall MRI

HRMRIの論文は毎年増えている。 RCVSはenhanceされない。またはわずかに。 Vasculitis: Shorter, scattered、concentric  ICAD : eccentric >> consentric Dr. Yuan MRI technique 3DVISTA BB 造影した方がよくわかる。 7Tで穿通枝の狭窄がわかる。 Dissection 慢性期にはluminal hematomaが消える。 脳血管の壁を評価する際の注意点。 Veinが造影されるので注意。 Slow flowやturbalanceはまるでプラークに見えることも。造影すればわかる。 Vasovasorumが造影されれば、全体的に均等になる。vasovasorum は40歳から見られて、concentricに造影される。しかし、atherosclerosis に合併。 Vasculitis と思ったら、血管内悪性リンパ腫。 これはかなり衝撃的で、病理の大切さを再認識しました。 Endovascular Rx のあとはvasculitisみたいになるので、注意が必要。 血管壁MRI。 当院でももちろん施行しています。 ただ、血管炎の診断をし、免疫抑制剤の治療を開始したことはこれまで一度もありません。 やっぱり病理が大切ですが、脳の病理検査は、想像の通り、そう簡単にできるものではありません。 しかしながら、あるアメリカの病院の先生に聞くと 「結構病理検査してるよ」 とのこと。 再発性の場合は、もう少し積極的に病理検査について検討すべきなのかもしれません。

出張先でランニング。その6@ヒューストン

ytateさんの0:43 時間の (ランニング) Move International stroke conference 2017のためにヒューストンに滞在しました。 2/23 ダウンタウンを走りました。 6時30分、気温は17度 走りやすい気温です。 路面電車が走ってます。 街の感じは、前回のロサンゼルスと違って、ダウンタウンでしたが安全な感じがしました。 ロサンゼルスは少し移動するだけで街の印象が大きく変わりましたが、今回はビジネス街が広く、走る範囲では問題なかったです。 スクエアガーデン 高いビルと一方通行の道。先ずは、宿泊地のClub Quarters in Houston から北東にあるスクエアガーデンというところに向かいました。 途中浮浪者の方が数人いましたが、問題なかったです。 ミニッツメイド・パーク イメージしたガーデンと違ってましたが、「公園」と訳せば、そんなもんだな、という感じです。 そのまま、南下し、ミニッツメイドパークスタジアムへ。 野球場の上に列車発見。 少し閑散としていますが、まあ大丈夫です。 学会場の前の公園 学会場であるconvention centerへは1ブロック。 その目の前にある公園へ走りやすそうだと、来る前から思ってましたが、確かに走りやすかったですか、一周はあっという間でした。 洗濯機あり。なんと無料でした。 ハワイでは50¢ぐらい必要だったようなきがする。 さらに近くのトヨタスタジアム。 そして、若干道に迷いながら、ホテルへ戻りました。 写真を撮りながら、走ったので、ゆっくりでした。 戻って、フィットネスルームで筋トレ。 マッチョな外人が多くて、 薄さ1/2ぐらいの自分がベンチプレスをするのを客観的にみると、 滑稽だったので、 すごすご部屋に帰りました。 0:41 ランニング ヒューストン2日目 24日午後にも時間があったのでランニングしました。  ランニング終了後、Bombay pizzaでピザ食いました。 生地が薄くておいしかったです。

International Stroke Conference 2017 in Houston ちょっとだけレビュー。Mobile Stroke Unit

今年のISCは口演があったので、それに気持ちが持って行かれて、 はっきし言って、 他の発表があまり頭に入っていません。 発表当日は、そわそわして、気もそぞろ 発表後、だらだらして、虚脱。 それでも多少は、頭に残っていますので、ちょっとレビュー。 私の中で、今年の話題は、 1 Mobile Stroke Unitの進展。 2 教育。 とはいっても「教育」は、あまり話題にはなっていませんでしたが、ブースにシュミレーターがおいてあったのは、初めてでだったかもしれません。私が覚えていないだけかも。 特にこんな、巨大iPad的なシュミレーターがあったのは面白かったです。 NIHSS scoreをチェックしたり、 聴診したり、 さらに、おそらく、血液検査結果とか画像検査結果をチェックしたりできるのだと思います。 Body interact いつか、取り入れることができたらいいなぁ。 Mobile Stroke Unitは、発症現場にCT搭載トラックで出動し、現場で、診察、画像、採血を行い、現場で治療を開始することができます。 なにが「MSUの進展」かというと、 造影CTが可能になったこと。 本当に有効かどうか、コストも含めて考える段階に来たこと。 というところだと思います。 造影CTが可能になったはいいけど、さらにトラックが大型化し、 もうトレーラーじゃん。 日本は 無理でしょう。 長崎の曲がりくねって狭い坂道を、それはそれは上手に運転できる長崎バスまたは長崎県営バスの運転手さんでも、 無理でしょう。 物理的に入らんし。 近くまで行って、大きな道で待つことも考えなくもないですが、 それなら多分、さっさと病院に運んだほうが早い。 なんせ、日本は狭いから。 当日聴き取った内容を一部、以下に。 Mobile stroke unit Clinical outcome  ドイツから Stroke emergency mobile (STEMO) Time to treatment analysis STEMO vs Conventional care 早く連絡がある方がSTEMO多い。84%, severe sy