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復職&リフレッシュトレーニング。脳卒中編

当院の メディカル・ワークライフバランスセンター 主催の復職&リフレッシュトレーニングで脳卒中の話をさせていただきました。 題して 「コメディカル以上、専門医以下」で見逃さない、脳卒中。 脳卒中は、common disease(一般によく遭遇する病気)でありますので、一般外来に歩いて受診することもあれば、当直先の病院に運ばれてくることも。 その際、その患者さんをちゃんと脳卒中とわかって、専門医にポイントをとらえた言葉(神経症状)とともに紹介できるようになっていただければ、という趣旨で話を進めました。 今回のポイントは、 非専門医方に、失語や失認という高次脳機能の評価の仕方を知っていただいたことにあります。 失語や失認は脳卒中に頻出の症状でありながら、あまり、非専門医や非専門看護師には馴染みがありません。 ポイントを絞って診察、評価すればそう難しいものではありません。 また、自覚症状である感覚障害や、ハンマーを使わなければいけない腱反射などは評価しなくていいことにしました。 話し方は上手ではなく、こういう機会を頂いた後は、いつも反省します。 ただ、少しでも、一つだけでも、伝わっていれば、と思います。 研修医2人と私の3人で、脳卒中模擬患者になり、受講していただいた先生方に診察していただきました。 なかなか、シュールな写真・・・。 受講していただいた先生方、メディカル・ワークライフバランスセンターのスタッフ、並びに先生、 貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

虚血性脳血管障害を医学部4年生に講義する

そもそも、学生の時に講義を真面目に受けていなかった私が講義をすること自体、学生に失礼な話です。 それでも、話をさせていただく以上は、熱意を持って話さなくては、更に失礼なので、私なりに頑張って準備してきました。 幸い、病棟実習に回る前の学生なので、普段やっている臨床の話をお伝えすることで終始できました。 高次脳機能障害の動画をお見せしたり、tPA施行患者さんの動画をお見せしたりしました。 相変わらず、講義の難しさを実感しました。 どうすれば魅力ある講義にできるのか。 基本的には、 「講義に参加している」 という感じが重要なんでしょうが、 どうしても 「講義を受けている」 になってしまいます。 ・・・。 とにかく、今回は、 脳卒中診療の奥深さ、守備範囲の広さを感じてくれればそれでOKです。 次は臨床実習でお会いしましょう。