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嚥下障害患者さんに適した食事

脳血管障害を始めとした脳疾患や、咽頭後頭部の疾患で飲み込みが悪くなった人(嚥下障害)は、食事で失敗すると、気管内に食事や唾液などを誤嚥してしまい、誤嚥性肺炎を起こすリスクが有ります。最悪、気管に食塊がつまって、窒息死することも。

したがって、本人の飲み込みの状態に合わせて、食形態を調整します。

ここで問題。

次のうち、もっとも誤嚥しやすいのはどれでしょう。

1 おかゆ
2 味噌汁
3 カレー

もちろん、場合によっては、どれでも誤嚥する可能性はあるのですが、われわれが、一番誤嚥しやすいと認識しているのは、

「味噌汁」

です。

汁と具の喉に来るタイミングが違うので、嚥下反射が落ちているとうまく対処できないわけです。

では、どんなものが一番飲み込みやすいかというと、

ゼリー状のもの

です。

口の中でばらばらにならずに、喉の奥まで届きます。

水分がないので、飲み込み易い。

飲み込みの状態で、いいとこゼリー状のもの、となった場合、普通のゼリーを食べるわけでなく、食事をミキサーにかけて(多分)、ゼリー状に固めたものを食べてもらうことになります。

病院のゼリー食は頑張って、見た目を良くしようとしていますが、なかなか本物と比べると・・・。

ザク豆腐

みたいな感じです。

繊細な方は、味に難があることをおっしゃいます。

食べていただきたいけど、こまったなぁ。

ということが時々あります。

最近、在宅診療をしていて教えてもらったものがこれです。


普通の食事の形をしていますが、少し噛むとくずれて、飲み込みやすくなります。

かなり飲み込み能力が落ちている人が食べていて、驚きました。

ただ、単価が高い。

病院に入るといいのに。

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