tPA静注療法1日3件。
正確には、日をまたいで24時間以内で。
発症から4.5時間以内しか、tPA静注療法できません。
さらに、早く投与すればするほど、治療効果は高い。
1分でも、1秒でも、速く。
ある先生がおっしゃっていましたが、
「ここの救急外来での脳卒中対応は、F1のピットインの様ですね」
脳卒中を専門にやっている病院は、ほかも同様だと思います。
今回は、今のところ皆さん良好な経過です。
tPA投与中に、完全右麻痺が消失(元通り)!
向かって左が投与前の脳血管。右が投与後の脳血管。
血管が完全に再開通しています。
tPA投与中に、左麻痺が改善。他の症状も改善。
血管の描出が改善しているのはわかりますでしょうか。
もうお一方も、症状が消失しました。
2012年9月から投与可能時間が3時間から4.5時間に延長されてから、tPA施行件数が増えています。
今年は11月9日現在で、42件
2012年は24件。
適応時間拡大だけではないかもしれません。他の、地域の要因があるかもしれません。
ダブルスコア、いくでしょうか?
あと1ヶ月半。
救急外来ナース、救命病棟ナース、脳卒中病棟ナース、当直検査技師、脳外科の先生方
ありがとうございました。
開けない夜はない、でがんばりましたね。
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