世の中の酒飲み,ワイン好きは言いがちです
「赤ワインは体にいいんだよ.ポリフェノールがたくさん入ってるんだから」
といって,ただ酒を飲みたいだけの,言い訳にしています.
私.
ポリフェノールがいいっていうなら,アルコールなしの方がいいんじゃない?
ごもっとも.
今回は,Circulation researchから.
でも,人間における効果を発する場合は相当なアルコールの量になる.
じゃぁ,3つのグループに分けて,調べてみましょう.
やり方
1人の人が3つの方法をすべてためす.間は2週間あけます.
赤ワインの期間:毎日272ml.もっと飲ませてよ.
赤ワインジュースの期間:毎日272ml.なんだかなぁ.
ジンの期間:100ml.アルコール量を他の群と合わせたらこんなもの.でも,スズメの涙程度.さびしー.
ポリフェノールの量は赤ワインと赤ワインジュースで一緒です.
アルコール量は赤ワインとジンで一緒です.
ここで,少しポイントなのは,この研究に参加した人は,男性で,かつ,糖尿病をもっているか,もしくは3つ以上のの動脈硬化リスクをもっています(すいません,この動脈硬化リスクが書いてある他の論文を参照することができず,何なのか不明です.たぶん,高血圧とか喫煙とかでしょう).
つまり,一般の状況で,治療を検討しなければならない人たちです.
若い健康な人たちで,検討することがありますが,やっぱり知りたいのは,治療が必要な人たちに効果があるかどうかってこと.
結果.
やっぱり,赤ワイン「ジュース」がよかった.
収縮期血圧,拡張期血圧がさがる.
「NO」が増える.
血圧低下作用は,収縮期4mmHg,拡張期2mmHg程度ですが,
心血管疾患発症を14%減らす,脳血管障害を20%減らす,と考えられるそうです.
そもそも赤ワイン「ジュース」って,どんなものなんでしょうか?
ぶどうジュースじゃないような雰囲気なので,そんなものがあるんでしょう.
でも,まぁ,ワイン飲みますけど.
コメント
コメントを投稿