本日は,経食道心エコー.
プロ―べ挿入から抜去まで,主治医である研修医にすべてやってもらいました.
挿入は初めてだったので,少しサポートさせてもらいました.
完全に一人でできたわけではありませんでしたが,とりあえずグッジョブです.
最近というか,私が医師になった次の年から研修システムが変わりまして,いろいろ難しいところがあります.
1カ月でも,脳卒中センターに回ってきてくれるのは,本当にうれしいです.
が,やっぱり1カ月だと足りない感じ.と回った研修医も言いがちです.
神経所見に慣れる,脳卒中診療の流れに慣れる,検査に慣れる.
いろいろあります.
他の科でもそうではないかなぁと思います.
山本五十六さん曰く,
「やってみせ,言って聞かせて,やらせてみて,誉めてやらねば人は動かじ」
私の福井の先輩(同期でもありますが)が好きな言葉です.
「準備,提示,実行,評価」
マクドナルドの指導方法です.
侵襲的な(体に負担をかける)検査をいきなり最初からさせることはできません.
例えば,経食道心エコーも,まずは見せて,簡単なことから,検査に介入してもらいます.
そうなると,難しい「プロ―べ挿入」に関しては,だいたい1カ月後ぐらいからさせるくらいになります.
成功体験を経験してもらいたいと思うのですが,それは積み重ねの結果で有りますので,期間が短いとなかなか難しいところがあります.
でも,1か月でも,やるのとやらないのでは大きな違いがありますので,今後もwelcomeでございます.
回ってくれてありがとう.
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