病棟リハビリの一こま.
まるで観衆にこたえる大統領みたい.
完全左麻痺と左半側空間無視(左側が見えているのに認識できないという症状)の方.
脳梗塞発症約1週間.
スタンディングテーブルで,「無理やり」立たせています.
おしりと腰をベルトでささえて,膝折れしないようにガードもあります.
この「無理やり」が大切です.
「きつかろうけん,寝かしとこう」では,本人もぼんやりしたまま.
唾液が間違って気管に入りこんでしまうことによって起こる「誤嚥性肺炎」を起こしやすくなります.
立たせることが刺激になって,明らかに覚醒度が上がります.
それにより,誤嚥性肺炎も減ります.
今日の朝まで,こんなに手を振ってくれなかったのに.
私たちはこうなるのはわかっていますが,それでもやっぱり「おーっ」と盛り上がって,病室内が明るくなります.向かいの患者さんも「おーっ」みたいな.
いいことばかりではありません.血圧や脈拍の変動が起こりえます.
でも,この状態になれることで,その変動も少なくなります.
今回は,心拍数が上昇したので,ある程度のところで終了でした.
いい写真だと思いません?
おつかれさまです
返信削除とてもいい写真!
右手挙げているのは、撮影に対してのポーズですか?か、かわいい…
同室者が、おーってなってる風景、想像できますね。夜中、彼の喘ぎと咳がなりひびこうが、チャラにしちゃうほどの光景です。
久しぶりの、地に足をつける感、でしょうね
がんばってますね。
脳卒中ケアユニットだからこそ管理できる患者さんです.嚥下(飲み込み)状態の評価と食事への移行検討,リハビリの励行.
削除もちろん,こちらに手を振ってくれていますよ.
コメントありがとうございます.
明日もがんばろー.
わぁ本当いい写真
返信削除患者さんも隣のPTさんもいい笑顔です。
こんな瞬間はいつになっても感動しちゃいますね。
ちょっとうなずいてくれたり、手を握り返してくれたり。
医療者ならではの感動体験。くぅ~よかったねぇ。
そうですね.
削除いい笑顔だし.
役得ですね.
よろこんでいいんです.くぅー.
コメントありがとうございます.
いい画ですね。
返信削除起き上がる、自分の脚で立てる、口から食べれる
少しでもできるようになると、患者さん本人の
やる気もちがってきますよね。相乗効果期待。
イTウ先生素敵です❤
コメントありがとうござます.
削除いい笑顔ですね.