晩飯時です.
4日前発症右麻痺失語の患者さんは,介助食で食べてます.啜って食べる癖があるから,ゆっくり食べてくださいと言っても,失語があってなかなか理解が得られません.
嚥下障害のある患者の食事には,いつも全粥(水分のほとんどないお粥)を出していたのですが,その全粥でも,ちょっとした水分を啜って,むせることがあるということで,看護師からの提案で,軟飯にしています.患者さんをそばで見ている看護師だからこそわかることです.
医者ではわかりません.と思っています.
一人は,脳幹梗塞で嚥下障害があり,間欠的経口腔食道チューブ留置(OE)による栄養投与を行っています.一日三回,口から食道,もしくは胃まで細いチューブを看護師が挿入します.
嚥下のリハビリにもなるし,チューブが入っていない間,抑制の必要もなくなります.
これを看護師が頑張ってやり始めて,えーっと,何年だっけ.4年ぐらい?
これは,患者にとってリハビリにもなるし,誤嚥性肺炎予防にもなるだろうしで,おそらく理想的な対応なのですが,「言うは易し,行うは難し」で実際は大変でしょう.
これを始めてくれた看護師たちには感謝しています.単純に仕事が増えるわけですから.
もちろん患者さんにとっていいことをやりたいという思いは皆一緒ですが,本当に効果がある,いいことなのかどうかなんて,最初はわからないですからね.
もちろん今も感謝してます.
さてもう一人,くも膜下出血後の遷延性意識障害で,気管切開後の方です.経鼻胃管を留置して経管栄養中です.
三者三様.
実は,あと3人いて,みなさん自分でご飯を食べています.
こんな感じで,脳卒中ケアユニットの夜勤帯が始まりつつあります.
がんばれー.
私も当直です.頑張らないでいいように・・・.
こうしてみると,少しごちゃってますね.
ごちゃ部屋ナースです
返信削除言うはヤスシ…
ほんなごて、ほんなこってす。
SCUはやって当たり前なんすけど、忙しや病棟では本当に大変だと思います。
当初は随分酷評を浴び、辛かったこともありんしたけど、そのために、いやそのためだけやないけど、研究したのが動機だったなぁ…なんてことを思い出しました。
当直おつかれさまでした。
3bedのオンステージ、堪能しました。
よさこい歌ってました、
YOSAKOI。
スポーツでもそうです.
削除できないと思っていたことも,やり続けるとできるようになります.それが当たり前になります.厳しい状況でこそ,成長します.
部活をやっていた人は,わかると思います.
医療にその厳しさを課すのは,ちょっと・・・と思う部分もありますが,いいと思われることはある程度続けないと,その良さは分からないものですね.
とにかく,これからも,進み続けましょう.
コメントありがとうございます.