私達の病院は脳卒中急性期病院です。
発症してすぐに運ばれる病院です。
しかし、すぐにリハビリテーションを開始します。
なんでも最初が肝心。
治療もリハビリテーションも。
この方は発症1週間です。
左空間を認識できない。
若い医師の皆さん(若くない医師の皆さんも)、
発症してすぐに運ばれる病院です。
しかし、すぐにリハビリテーションを開始します。
なんでも最初が肝心。
治療もリハビリテーションも。
リハビリテーションスタッフが、患者さんの検討会をするためにビデオ撮影をしています。
日々、患者さんの診療改善に取り組んでいます。
左空間を認識できない。
なので、このように紙の左半分、線の左半分を完全に無視しています。
(線の真ん中に小さな線が引けているのはスタッフが例を示すために引いたものです。右下4つはなぜか、線の左端にチェックが付けられています。これの意味はわかりません)
脳卒中の高次脳機能障害(失語症やこの患者さんのような無視してしまう症状など)は急性期から始まっています。そして、急性期に大きく変化します。
若い医師の皆さん(若くない医師の皆さんも)、
このような神経症状のダイナミズムを感じることができるのは脳卒中急性期ならではです。
高次脳機能障害に興味をもったら、まずは脳卒中急性期診療に飛び込んだほうがいいと思います。
コメント
コメントを投稿