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大気汚染は心血管病と関連?PM2.5は?

話題のPM2.5を含め、大気汚染はかの大国から日本の西の果てに余裕で飛んできます。

昔、黄砂は春の風物詩として捉えられていました。

しかし、最近は忌むべきもので、さらに春だけではなくいつでも、飛んでくる。

大丈夫なんでしょうか。

日本でも大気汚染と心血管疾患の研究はなされています。

PM10のこと.PM2.5じゃないです.

九州大学第二内科教授の北園先生のご講演で勉強しました。

大気汚染と心血管病の関連をイングランドとウェールズで調べました。

Milojevic et al. 2014 Short-term effects of air pollution on a range of cardiovascular events in England and Wales: case-crossover analysis of the MINAP database, hospital admissions and mortality

そもそも、大気汚染と心血管病の関連は以前から言われていた。

今回は、4万人を超える心筋梗塞患者データベースを利用して、急性の大気汚染暴露が心血管病と関連するかを検討。

ここでは、大気汚染物質が増えてから0−4日後以内の発症を検討しています。

方法はCase-crossover analysis

一人の対象者で、経時的にみて、暴露による発症の有無を検討します。

大気汚染と心血管病発症の有無を経時的に検討します。

調べたのは、

Carbon monoxide (CO): 一酸化炭素
Nitrogen dioxide (NO2): 二酸化窒素
Particulate matter less than 10 micrometers in diameter: PM10
PM2.5
Sulfur dioxide (SO2): 二酸化硫黄
Ozone (O3): オゾン

結果は、ちょっと複雑で難解。



救急入院について。

二酸化窒素の増加が、

心血管病入院、心筋梗塞以外の心臓病入院、不整脈入院、心房細動入院、心不全入院

と関連していた。

死亡に関して。

PM2.5が、

不整脈死亡、心房細動死亡、肺塞栓死亡

と関連していた。




はっきり言うと、この結果、理解が難しいです。

そもそも、PM2.5の濃度は、土地によって違います。

世界のビッグシティでは、イングランドの10-20倍。

だから、データの比較は難しい。

肺胞に吸い込んだ大気汚染物質が炎症を起こして、なんたらかたらで、血管病を引き起こす。

関係はありそうだけど、まだまだ、機序など不明な点が多い。

と、いうところでしょうか。

ここ、西の果てでも疫学研究はできそうで、検討してみます。



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