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2月, 2016の投稿を表示しています

International Stroke Conference 2016 in LA その他のこと

みなさま、ありがとうございました。 若い先生たちもありがとうございました。 レストランの中が薄暗かったので、綺麗な写真でないです。 目つぶりかけの人がいますが、ごめんなさい。この写真がベストでした。 日本医大の先生から食事のお誘いを頂いたことを、良いきっかけに 脳卒中診療を行う内科医にできるだけ声をかけさせていただき、 みんなで食事を出来たことはよかったです。 すべての皆様には声をかけることが出来ませんでしたが、 日本医科大、順天堂大学、熊本大学、九州大学、国立循環器病研究センター、長崎大学 の働き盛りの先生がたと、若い先生が、集まることができました。 現在、内科専門医制度が混乱を起こしていると、思います。 この制度は、正直、脳卒中をやる内科医にとって、基本、逆風だと思います。 そんな中だからこそ、脳卒中診療を行う内科医みんなで、ちからを合わせて、若い先生たちに魅力を感じてもらえるような、 そんな取り組みができれば良いなぁと思います。 今回は、そのような話はあまり出来ませんでしたが、これがきっかけになれば幸いです。 また、小さな島国、日本の臨床データで世界と戦うには、オールジャパンで戦う必要があります。 日本全国で、いい形で、協力できる、 そんな塩梅でやれたらいいなぁと思っています。 今年は、ポスターで発表のある、 いわゆる、 Professor-led poster tour 2分発表、3分質疑。 緊張しましたが、なんとか、出来たような気がします。 炎症と脳梗塞再発。 高感度CRPと入院中再発について調べました。 近いうちに、論文化しなければいけません(今は去年の発表を執筆中。遅い) 試合開始前。開始間も無くで、ほぼ満席。 特に、上の方のブロックにお客さんが多かったです。 NBAバスケットは、おもしろかったです。 ただ、私は、あんまり、のめり込めないなぁと思いました。 スポーツ”ショー” だったので。 去年みたNHLも同様でした。 私は、日本のバレーのテレビ放送が嫌いです。 「バレーだけみせてください」 と思います。 踊ったり、歌ったりする若いお兄さん方がいると、 頑張っているんでしょうけど、 別のところで、頑

出張先でランニングする。その2 in LA

ytateさんの0:37 時の (ランニング) Move #SuuntoRun : 18.2.2016 - 0:37 時 5.67 km, ランニング Move International stroke conference 2016 at LA 参加しました。 ダウンタウンをジョギングしてきました。 (Photo 1)Pitchoun bakery & Cafe フランス系の朝食を提供するところみたいです。 Millennium Biltmore HotelからOlive street側に 出たところにあります。 そこはアメリカなので、量は多いけど、美味しかったです。 これはフレンチトースト、ホイップには多分バニラが入っていて、 メープルシロップは激甘でなく、控えめな感じ。 前日にはFrench Hot Dog。そこはアメリカ、1個でなく2個でした。 2日目、 朝7時に雨が降っていたので、一度は諦め、スーツに着替えました。 朝食を食べに行って(Photo 1)、ホテルに戻る頃には雨が上がっていたので、急いで、着替えて、走ってきました。 出国する前に、 ロサンゼルスでジョギングするならここ、○○選 的なサイトをインターネットで調べて、 ロサンゼルス州立歴史公園 が一番近そうなので、 そこを目指しました。 なんでも地元の人が走っているコースとのこと。 「地元の人が走っているなら安心だろう」 ダウンタウンにあるmillennium Biltomore hotelを8時にスタート 最初は、人通りも多く快調だったのですが(時々ジョギングしている人もいます)、 5分もすると、徐々に人々の雰囲気が変わってきました。 最初は、スーツを着たビジネスパーソンが多い通りでした。 一本、南側の通りに入ると、普段着の人と、仕事に行かないような人が歩いています。 さらにもう一本行くと、なんだか、人気も少なくなり、 (Photo 2)春節祭の頃。通りには飾りがありましたが、人通りまばら。 クリーブランドのチャイナタウンに似ています。 とても危険ではないが、安全とはいえなさそうな感じ。 チャイナタウンに到着しました(Photo 2

International Stroke Conference 2016 in LA day 2

すべて、スライドの内容をその場で拾っているので、 追いつかず、説明が中途半端で、内容が違う可能性があります。 読まれる方は、だいたい、の感覚で読んでいただければと思います。 ※私の記憶定着のためでもあります。 2日目は atrial cardiopathyが私の中でトピックでした。 CREST 2500人のデータ。 10年の経過観察。 内頚動脈狭窄に対する 内膜剥離術CEA vs ステント留置術CAS endpoint: stroke, myocardial infarction and death stroke rateは一緒。0.7%/年 composite endpoint outcome差はなし。 long term result 5年イベント2.7% vs. 2.5%, 10年イベントもかわりなし。 long term stroke 無症候、症候かわりなし composite end point CEA vs CAS p=0.51 10年経過stroke and deathはCEAが良い これは周術期から差が出てくる CEA vs CAS=7.9,vs 11.0%, HR 1.37 有意差あり  最初の1年から差がでる。 年齢が高いほうがCEAの方がいい。 再狭窄は差なし。少しステントが多いぐらい。 ARUBA 5-year result.  2007年から開始。 unruptured brain arteriovenous malformation 226人 2群間で差があったので早期終了。 best AVM eradication vs medical management endpoint  death or symptomatic stroke medicalのほうが良かった。 AVM eradicationはmRS >=2が38%と多かった。 NNH (Harm) 5  サブ解析でもmedicalのほうが良かった。 spontaneous annual hemorrhage rate 2.1%。

International Stroke Conference 2016 ロサンゼルス day 1

2016年2月17日〜19日 International Stroke Conference 2016 ロサンゼルス 参加してきました。 世界各地から(ヨーロッパからの参加はわずかなんですが)、脳卒中とたたかっている多くの臨床医、研究者たちが、集まって、議論し合います。 昨年のトピックは、学会前後で次々と世に出た、脳梗塞急性期血管内治療でした。 その全てが、ポジティブな結果であったので、大いに盛り上がりました。 今年は、逆に、そう大きなインパクトのある発表はなく、昨年の少し高揚した雰囲気はありません。 多施設研究などの大きな研究、比較的大きな研究、 今回発表の多くは、 「差がなかった」 「サブ解析では差があった」 的な結果が多かったです。 会場を沸かせるような結果があまり見受けられなかったと思います。 初日。 今年はあまりめぼしい物がなかったので、 (といったら偉そうですが、偉そうに言ったらそんな感じ) これを聞きに行こう! という勢いもなく、 最初は看護師の発表を聞きに行きました。 日本と一緒です。 嚥下評価 が重要視されています。 日本との違いは、そこにリハビリテーションスタッフが深く関わることです。 それがポイントです。 アウトカムが違えばいいのですが。 状態が悪い人でも、胃ろうをせずに食べることができるようになる。 でしょうか。 発表を拾って、記載しているので、間違いはあると思います。 また、私の記憶定着のためでもあり、記載がおかしいところが多々あります。 その点を考慮してお読みください。 Evidence based aspiration risk tool: improving stroke care swallowing check to prevent aspiration pneumonia 評価項目 10分間座っていて、ぼーっとしないか。 3oz waterを使う。 湿性咳嗽とか、咳嗽が弱いとか、をみる。 RACE to treat stroke NIHSS scoreより簡単な評価があるのでは?

2016年2月週刊健康マガジン

2016年2月は脳卒中が話題です。 脳神経外科の出雲先生と私で担当させていただきました。 2/5 脳卒中って、どんな病気(脳神経外科出雲先生) 2/12 脳卒中に気づく (立石) 2/19 脈をとって予防する脳梗塞(脳神経外科出雲先生) 2/26 脳梗塞の緊急治療 (立石) 今月はあと2回あります。 長崎県民の皆様に、脳卒中のことが、ほんのわずかでも伝われば嬉しいです。 テレビの収録は、ディレクターとカメラマンとアシスタント(かな?)の3人で来ていただきましたが、 誰も 鼻毛チェック とかしてくれないので心配でした。 私たちはタレントさんではないので、 もちろん、 多少の言い淀みしところで、「きれいに」流れていくので、 ちゃんと伝わるように聞こえるか、さらに心配。 今回、2回目でした。 たぶん5年前。 次は5年後ぐらいでしょうか。 また同じ内容でしょうけど、繰り返し、伝えるべし、 です。 そのうち、バックナンバーが見られるようになります。その時は、再掲載します。 少しでも、脳卒中のことが、長崎県民のみなさまの心に残るように。