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6月, 2017の投稿を表示しています

救急隊は勉強熱心なのです。

先日、救急搬送された患者さんの経過をフィードバックする会を大学病院で行いました。 なんと、32人も来ていただきました。 ただ、これが多いのかどうかはよくわかりませんが、 非番の日に、18時に、大学病院まで来て、仕事の話をする、という、苦行をこんな笑顔でできる、 そんな人達が32人もいる。 勉強熱心か、 どちらかというとMか、 ということなんだと思います。 ところで、なぜ、このような会を催すかというと、 ただ、集まって、 「一緒に頑張ろうね。」 と、再確認するためではありません。 それもありますが、それだけではただの仲良し集団です。と思います。 最終的な目標は、 「長崎の脳卒中診療をより良くする」 です。 漠然としていますが、これ以外ないでしょう、という感じ。 そのためにどうするか。 救急隊に現在の脳卒中診療の潮流を知ってもらい、脳卒中患者に対する観察、対応をアップデートしてもらうことが重要です。 しかし、更に重要な事。 それは長崎でまだまだ足りない、脳卒中診療を行う若い医師を育てること。 このことに関して、救急隊にも積極的に関与してもらいたいと思っています。 長崎全体で、脳卒中診療をする若い医師を育てたい。育ててもらいたい。 そのためには、より多くの患者さんを診療させていただくことが不可欠です。 まだまだ若い医師を育てる必要が有ること、 それを救急隊にも知ってほしいと思っています。 救急隊は、脳卒中患者だけでなく、ほかの内因性疾患、さらに外傷患者への初期対応、災害現場での対応、などやるべきことはたくさん。 脳卒中だけよろしく、というのは虫が良いことはわかっていますが、 でも、 今後も 「長崎の脳卒中診療をより良くする」 ために、 「一緒に頑張りましょう」

脳梗塞治療の実力病院、ってカテゴライズは、意味が通っているのかいないのかよくわかりませんが、まあまあわかります。という話

※写真はイメージです 、けど、脳外科医の先生にご指導をいただきながら、 脳内科スタッフも頑張ってます。っていう写真です。 日本の脳梗塞治療をおこなっている病院の調査 日経実力病院調査 2017/06/04 らしいです。 厚生労働省が調査した年間脳梗塞、手術なし退院症例が200を超えている病院を対象にしています。 下の方の表に全国の病院が ずら~っとならんでいます。 興味がない人は、みるのがしんどい感じです。 表の見方ですが、 病名の付け方で、「手術なし退院症例数」は結構大きく変化すると思うので、 手術症例(どこまでの手術を対象にしているかわかりませんが。)が多いところが、まあまあ頑張っている病院なのかなぁと思って眺めていました。 手術適応を変に拡大しすぎていなければ。 で、 長崎大学病院は 1 手術なし症例201例 2 手術あり症例50例 3 運営体制 79/100点 たしかに、血管内治療は40例ぐらい、脳外科の先生が中心となって、 私達、脳神経内科のスタッフも一緒に頑張って、 やってますので、そんな感じなんでしょう。 もちろん、適切に適応を考慮しているつもりです。 運営体制というのがよくわかりませんでしたが、 ---- 公益財団法人「日本医療機能評価機構」(東京)が病院の依頼で医療の質や安全管理、患者サービスなどの項目を審査した結果を100点満点で換算。点数の後に*があるのは13年4月以降の評価方法「3rdG」で審査された病院で、各項目をS=4点、A=3点、B=2点、C=1点として合算、100点満点に換算した。 --- だそうです。 わかったような、わからないような、 よくわからなかったので、他の病院と比べてみると おそらく、1位が80点で、2, 3病院あったので、79点はその次みたいです。 「病院は頑張っている。脳卒中診療、もっと頑張れ」 と勝手に解釈して、 もっと、 総合病院、教育病院にある脳卒中センターとして、 診療に、 教育に、 研究に、 励みます。 脳内科スタッフと、脳神経外科の皆様、看護師・リハスタッフ・薬剤師、栄養士、放射線技師・検査技師・メディカルソーシャルワーカー、の皆様 いつもありがとうございます。 これ