脳卒中ケアユニットに入院している患者さんを中心に、入院後間もない患者さんや状態が不安定な患者さんを脳卒中センタースタッフ3人と研修医2人でラウンドしています。 7時30分からの脳卒中モーニングカンファレンスの後。 毎朝。 そして、13時30分から、脳卒中センター入院中の患者さん全員のチャートカンファレンスとラウンド。 毎日。 みんなで毎日毎日、考え方や思いを共有することでチーム全体のレベルアップにつながると考えています。 しかも速く. 研修医の指導にも,今のわれわれのスタッフが少ない現状では,ベターなやり方だと思っています. 実は,この毎日チャートカンファランスとラウンドは,クリーブランドクリニックの真似です. 朝から夕方まで,平日は毎日やっていました. アカデミックなディスカッションは,チャートカンファランスでやっていました.そこは,さすがアメリカって感じで,若い病棟医が,論文を引き合いに出して,指導するスタッフドクターとディスカッションしていました. この雰囲気がとてもいいなぁと思いました. 一方日本では,それぞれの主治医である若い医師と,その指導医が一緒に診療するのですが,基本的には,若い医師だけが毎日患者さんのところにいく,という感じです. これだと,診療のスピードが落ちる可能性があります. 方針決定に時間がかかるから. 若い医師が,いろいろ自分で調べて,指導医に相談する. 自分で調べるのは当たり前ですが,時間制限なく調べると,時間がかかります. 当たり前ですが. 治療方針に大きな問題はないかもしれませんが(あるかもしれませんが),入院期間をどんどん短くしないといけない昨今, みんなで,さっと方針を決めて(考える時間も与えて),びしっと治療して, の方が,良質なスピード感で診療できるような気がします(擬音語でごまかした感がありますが). ということで,これからも続けます. ちなみに,クリーブランドクリニックではスタッフドクターが5,6人いたので,1人のスタッフドクターが1週間ラウンドを担当すると,1ヶ月ちょっとは,病棟に出ずに,デスクワークや,手術などに専念することができる点が,日本