脳内スタッフと研修医1年目たち。 脳卒中センターは今年21人がローテートしてくれます。 ありがとうございます。 っていうか、自分目と閉じとるし。 レジデントノート2017年12月号の特集は 「一歩踏み出す脳卒中診療」 です。 私が編集をさせていただきました。 せっかくなので、 脳卒中センターを研修してくれた研修医にプレゼントしました。 自腹を切って。 うそです。 医局のお金で。 編集をさせていただいたので10冊以上購入割引あり。 人数分買えました。 研修医の皆さんには、 ただより高いものはない、ということで入局してもらおうかと思いましたが、 行き過ぎ(ちょっとだけ、) ということで、それは諦めました。 その代わり、 当科の宣伝のために、写真をつかわさせていただくことに許可をもらいました。 皆さん、ありがとね。 編集の仕事として、各項目に寄稿していただく先生を、私の独断で決めさせていただきました。 「いやいや、この先生がよかったんじゃない」 とか、思われるのかなぁ、など、小心者の私は、無駄に悩んだり悩まなかったり。 結局、完成したものは、脳卒中初学者が明日の臨床現場で、一歩前に踏み出して診療に取り組める内容になっていて、 無駄な悩みは、やっぱり無駄でした。 「出血性脳血管障害」の項目は、当院脳神経外科の先生にお願いしました。 内科医を目指す研修医の場合、知識が希薄になるくも膜下出血の初期診療。 再破裂を起こさないために、どれだけ気を配らなければならないか。 私達内科医は、その厳重な初期診療を傍で見ているので、 「これは、若い人たちも知っておかんといかん」 と、思ってお願いしました。 研修医の皆さん、 くも膜下出血の初発症状は、 ありふれた症状 「頭痛」 ですよね。 ウォークインで来院されることもあります。 頭痛の鑑別で、くも膜下出血をあげることはできますよね。 くも膜下出血を強く疑っても、 「ウォークインで来院したから」 という理由で、その後の初期対応を普通の診療のとおりにしていると、 目の前で再破裂を起こしてしまうかもしれませんよ。 くも膜下出血の初期診療、 知っておきましょ