学会発表も終わり、気分もスッキリして、翌朝、ランニングをしました。 目的はリカヴィトスの丘から朝日をみること。 泊まったホテルは、パルテノン神殿の近く。そこからスタート。 まずは、131年に作られたハドリアヌス凱旋門を右に見て、 シンタグマ広場へ そこからコロナキ地区を通り抜けて、リカヴィトスの丘の入り口へ 早朝だったこともあり、人影はまばら、 なのに、怪しげな(勝手に想像)黒ひげの男たちが3人ぐらいたむろっていて、びびりました。 撃たれたらどうしよう(超、勝手に想像)。 ハイスピードで走りに抜け、幸い何も撃たれませんでした。 丘の高さは277m。 長崎市民みんなの山、稲佐山333mよりは低い程度。 適当に走っていると、階段がみつかり、くねくねと登っていき、 日の出前に付きました。 頂上には、若いおねぇさんと、ドローンを飛ばそうとしている兄ちゃんと、おじさん3人だけでした。 夕日のときは、アクロポリス(パルテノン神殿がある場所)の方向へ沈む夕日が見られるので、人がいっぱいなんでしょう。 右にパルテノン神殿。真ん中にゼウス神殿。左に少し見えるのがPanathenaic stadium. 朝日。 海に囲まれているからか、意外と湿度は低くなく、日本っぽい、淡い色調の朝日でした。 丘をくだり、 まだ、あの黒ひげ3人組(迷惑にも勝手に命名)いて、 撃たれないように、ほぼダッシュで、少し蛇行しながら(撃たれても、よけられるはずだと信じ)走りに抜け、コロナキ地区まで駆け下りました。 朝飯は、チーズをパイ生地で包んで焼いたパンをコーヒーと一緒に。 異国の地で食べると雰囲気ありきで、美味く感じます。実際美味かったです。 極度の方向音痴である私は、ほぼ同じ道を戻り、 ローマ時代のハドリアヌスの凱旋門と朝日のコラボレーションを左に見ながら、ホテルに戻りました。 アテネの街の雰囲気は、交易で栄えた国らしく、アジアとヨーロッパが入り混じった猥雑な感じ。 個人的には好きな雰囲気。 でも、メトロ2駅しか離れていないオモニア駅の方は、 落書きが多く、実際、夜は危険な街だそうです。 アテネ国立