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ダビガトランの研究会。

一昨日はダビガトラン関連の研究会がありました。

ところで、Time in Therapeutic Range (TTR)について、知ってますか?

TTRとは、ワルファリンがある一定期間のうち、有効なPT-INR値を示した期間の割合です。

※ワルファリンとは抗血栓薬で、血液が固まりにくくなる薬。採血でPT-INRという値を見ながら調節します。

簡単に言うと、TTR 60%ならば、

ある一定期間のうち60%の期間は有効なPT-INR値で、40%は有効なPT-INR値でなかった。

ということになります。

・・・おそらく。

どうやって計算しているのか、気になっていたのですが、

ただ、計算ソフトに値を、「がさっ」と投入するだけ。

たぶん、計算はややこしいので、理系なのに文系男子な私は、計算の仕方なんて考えないことにしました。

最近の新規抗凝固薬のstudyでは、TTRはだいたい60%程度で良好です。

今回の研究会のメインである北松中央病院院長福井先生の話の中で興味深かったのは、
TTR < 40%の人は、ワルファリンを「内服していない」人よりも、塞栓症が多い。ということでした。

「飲んでりゃいいってもんじゃない」

長崎県内では?

というのを、循環器病院でやっている現在のデータを教えていただきました。

総じて、良好なTTRでした。

非循環器内科医ではどうなのでしょう。

非循環器外来のTTRは・・・・、

27.4%!!

さらに、TTR 0%(全く効いていない)40%にも昇る!!

という、驚愕の事実が示されました。

・・・。

ただ飲んでいるだけは、飲まないより、危ない。

長崎市民病院循環器内科の布廣先生からは、症例提示があり、どれも実臨床に沿った興味深い患者さんの話でした。

今後の診療に役立ちそうです。

私からは、当院に入院したの脳梗塞患者さんのうち、塞栓低リスク(CHADS2 score 0-1)患者さんの特徴をお話させていただきました。

病理解剖から左心耳の形が塞栓症と関連しているかもしれないと思うに至ったことも話題に挙げさせていただきました。


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